なんでもかんでもはむり

書きたいものだけ書く。音楽、映画、本がメイン。

今週の事々(2020_01_27〜02_02)

↓今週触れた作品のリスト↓

<音楽>

Aaron Dilloway『Modern Jester』(2012)
Amp Fiddler『Waltz of a Ghetto Fly』(2004)
Andy Shauf『The Neon Skyline』(2020)
As I Lay Dying『Shaped by Fire』(2019)
BRIZA『BRIZA III』(2020)
Buffalo Daughter『New Rock』(1998)
La Coka Nostra『To Thine Own Self Be True』(2016)
D'Angelo『Voodoo』(2000)
Deaton Chris Anthony『BO Y』(2019)
Dixie Chicks『Home』(2002)
Fireboy DML『Laughter, Tears & Goosebumps』(2019)
French Montana & Max B『Coke Wave』(2009)

Future of the Left『How to Stop Your Brain in an Accident』(2013)
GEZAN『Silence Will Speak』(2018)
GEZAN『狂(KLUE)』(2020)
GinuwineGinuwine…The Bachelor』(1996)

Gnome Beats『Las Formas En Flujo』(2020)
Guapdad 4000『Dior Deposits』(2019)
Helem Nejse『Pola Čovjek, Pola Jedan』(2019)
The Helpful Soul『First Album』(1969)
iCE KiD『Aquarius』(2019)
Icewear Vezzo『Drank Baby』(2020)

Jai Paul Leak『04-13 (Bait Ones)』(2019)
Jeff Parker『Suite for Max Brown』(2020)
K-Rino『Makin' Enemies』(2015)
Kacey Musgraves『Same Trailer Different Park』(2013)
Kacey Musgraves『Pageant Material』(2015),,,,,,
Kev Brown『Random Joints』(2009)
KhalilH2OP『Seid』(2020)
King Sun『XL』(1989)

Kota the Friend『Lyrics to Go, Vol. 1』(2020)
Lil Wayne『Funeral』(2020)
Los Besos『Matemática Sentimental』(2019)
Luke Bar$『GoodEvil』(2020)
Luke James『To Feel Love/D』(2020)
Me'Shell Ndegéocello『Peace Beyond Passion』(1996)

Miranda Lambert『Wildcard』(2019)
Nick Cave & The Bad Seeds『Ghosteen』(2019)
Pet Shop Boys『Hotspot』(2020)
Pulse Emitter『Swirlings』(2020)
Rahael Saadiq『Ray Ray』(2004)
Ray J『Everything You Want』(1997)
Rockie Fresh『Destination』(2019)

Russ『Shake the Snow Globe』(2020)
Smif-n-Wessun『The All』(2019)
SOB x RBE『Strictly Only Brothers』(2019)
Termanology『Vintage Horns』(2019)
Todd Terje『It's Album Time』(2014)
T3『Mr. Fantastic』(2020)
Van Hunt『On the Jungle Floor』(2006)
The War on Drugs『Lost in the Dream』(2014)
Zeebra『THE RHYME ANIMAL』(1998)

<映画>

土屋貴史『花と雨』(2019)

www.youtube.com

最初「SEEDAがあのクラシック『花と雨』を映画化!」という報を目にしたとき、ものすごく不安になった。そして昨年公開されたANARCHYによる映画『WALKING MAN』を見て、ますます不安になった。

結論から言えば、この映画はそんな不安が不要だったことを証明している。現状考えうる中ではかなり高い水準でヒップホップ、ハスリングライフを切り取っていると思うし、ミュージックビデオ出身の監督のライティングの綺麗さも相まってかなりバチッと決まった映画になっている。

I-DeABACHLOGICとのレコーディングのシーンも、かなりリアルなやり取りがかわされていて、これは確かにSEEDAじゃなきゃ作れない映画だなと思った。

個人的には『WALKING MAN』のときよりも劇場内のBボーイ指数が高めでそこはかとない緊張感を持ちながらの鑑賞となったのも印象的だった。

クリント・イーストウッド『リチャード・ジュエル』(2019)

<読み物>

現代思想2019年12月号 特集=巨大数の世界』(2019)

タイトルだけ見て「これは絶対に面白い」と思い購入。予想的中。「巨大数」とは文字通りひたすら大きな数(やそれを生み出す関数)を研究する数学の一分野なのだけれど、その発展はインターネット上のアマチュア数学家たちによって進められてきたというのがなんとも面白い。数学という学問の発展にどれだけ寄与するかは未知数なれど、素人の好奇心が切り開いてきたという部分がすごい。ちょっと変わったところだと、数学・算術の発展が集権的国家の成立、植民地支配の効率化とどう関わってきたのかを論じた、大黒岳彦「情報社会にとって「数」とは何か?」の一節、巨大な数に対して我々が感じる崇高性について美学の観点から切り込んだ星野太「完成的対象としての数―カント、宮島達男、池田亮司」などが面白かった。