なんでもかんでもはむり

書きたいものだけ書く。音楽、映画、本がメイン。

今週の事々(2019_06_24〜30)

  • 音楽とアーカイヴ

Apple Musicを使い始めてそろそろ(多分)5年くらいになるのだけれど、ライブラリに追加できる上限があることを今週初めて知った。ライブラリに追加できるのは10万曲まで。

ぼくは聴きたいアルバム(特に新譜)とかは基本的にあらかじめiPhoneにダウンロードしておく派なので、ライブラリへの追加は避けられない。だから自ずとライブラリ内の楽曲は増えていく一方なのだけれど、今回その上限にあたってしまったので、これからは定期的に楽曲をライブラリから削除していかないといけないのか、と思い結構萎えた。

Spotifyの1万曲よりはかなり恵まれた環境とはいえるものの(Apple Musicも2016年まで2万5000曲が上限だった模様)、それでも上限があること自体にちょっと「え?」と思ってしまった。クラウド上でもスペースのやりくりをしなきゃいけないんですか?

 

フレデリック・ワイズマン『ニューヨーク公共図書館』を見てから、音楽とアーカイヴの関係に関心が湧いてきた。

www.theverge.com

この記事がとても面白くて、要はクレジット等のメタデータが結構めちゃくちゃなことになっていて、それによって金銭的損失を被っているミュージシャンや作曲家とかもいますよ、みたいな内容。一つの統一されたプラットフォームみたいなのもないし、プラットフォームごとに表記の形式も異なる、と(これは先日話題になっていた「Apple Musicですべて大文字の表記やひらがな/カタカナ/英語混合の表記が認められなくなるかも?」みたいな話にもつながってくると思う)。結局そういうアーカイヴはDiscogsなんかでリスナーたちがボランティアとしてデータベースを作っていっているわけで、信頼性にも問題があるっちゃあるし、ほんとに無名なものは記録が残りづらく公平でもないし、何よりもアーカイヴに何よりも不可欠な永続性が担保されていない。

 

www.tbsradio.jp

この回も面白かった。やっぱりアーカイヴすることは重要!しかし書物やマンガとは違って本質的には無形の音楽をどうアーカイヴしていくのか、というかそもそも音楽って無形なのか、じゃあアートワークとかはどうなるの・・・とかいろいろ思う。

amass.jp

だからこれも悲しいニュース。何よりもそれを隠していたっていうのが問題だけどね。

 

『ニューヨーク公共図書館』の話に戻ると、写真のアーカイヴの担当者のおじさんがコレクションについて説明しているところが本当に可愛らしかった。自分の仕事にすごく誇りを持って働いているんだろうなあ、というの感じられてなんとも素敵なシーンだった。そういう人材を育てていくことが重要、というかそういうことの重要性を理解する人が増えるのが重要?

↓今週触れた作品のリスト↓

<音楽>

Bembaya Jazz National『Hommage à Demba Camara』(1996)
Biz Markie『Goin' Off』(1988)
Biz Markie『All Sample Cleared!』(1993)
Bon Iver『22, a Million』(2016)
BTS『Map of the Soul: Persona』(2019)
Chiwoniso『Rebel Woman』(2008)
Diamond D『The Diam Piece 2』(2019)
DOGMA x LORD 8ERZ『DROPOUT SIDING』(2019)
Elzhi『Elmatic』(2011)
Father John Misty『Pure Comedy』(2017)
GoldLink『Diaspora』(2019)
Injury Reserve『Drive It Like It's Stolen』(2017)
KREVA『成長の記録〜全曲バンドで録り直し〜』(2019)
Lewis Capaldi『Divinely Uninspired to a Hellish Extent』(2019)
Mannequin Pussy『Patience』(2019)
MC Shan『Down By Law』(1987)
Moneybagg Yo『43VA HEARTLESS』(2019)
Mory Kanté『Akwaba Beach』(1987)
Neutral Milk Hotel『On Avery Island』(1996)
NORIKIYO『Outlet Blues』(2008)
Odunsi (The Engine)『rare.』(2019)
Philip Bailey『Love Will Find a Way』(2019)
Ryan Porter『Force for Good』(2019)
Sandro Perri『Impossible Spaces』(2011)
Scarlxrd『INFINITY』(2019)
Shafiq Husayn『The Loop』(2019)
Sleeper And Snake『Junction and High』(2019)
Sory Kandia Kouyaté『La Voix De la Révolution』(2012)
Teitur『Story Music』(2013)
Tyga『Legendary』(2019)
Vingo, Bark & G-k.i.d『REDRUM』(2019)
Youssou N'Dour et le Super Étoile de Dakar『Immigrés / Bitim rew』(1984)
ドレスコーズ『ジャズ』

<映画>

ジョン・チュウ『クレイジー・リッチ!』(2018)