なんでもかんでもはむり

書きたいものだけ書く。音楽、映画、本がメイン。

今週の事々(2019_03_12〜17)

なんだかTwitterではみんなこの話をしていた一週間だったな、という印象。荻上チキ氏と国立精神・神経医療研究センターの医師・松本俊彦氏を中心に議論を開始し、ラジオ番組「Session-22」内で作成された「薬物報道ガイドライン」というものがあって。

www.ask.or.jp

チキ氏は今回の事件を受け、各局の報道番組をチェック。その要約・所感をツイートしていました。その結果、テレビでの報道はやはりというべきか、もっぱらピエール瀧を「薬物中毒者」「犯罪者」「ファンや共演者の気体を裏切った人」というイメージ込みで報道している模様。日常ベースでの考え方を変えていかなければならないのでは。そしてそれを可能にするのはテレビを始めとするマスメディアではないだろうか。

そして今回の事件を受け、電気グルーヴの所属するソニー・ミュージックは店頭在庫の回収・出荷停止・デジタル配信の停止を発表。Apple Musicでも聴けなくなってしまった。

この辺の話を最近のR・ケリーマイケル・ジャクソンの騒動と絡めて誠実に伝えているBlock.fmのこの記事が良かった。

block.fm

こういう主張がこういったいわゆる「オルタナティヴ」なメディアからしか出てこないのは、この国のメインストリームが如何に思考停止・硬直に陥っているかということの証左である。

ついに2019年シーズンが始まろうとしていた今週の水曜日、F1界に飛び込んできたのはこんな悲しいニュースだった。

jp.motorsport.com

亡くなる前日には普通にベッテルとコース・ウォーキングをおこなっていたというのだから青天の霹靂とはこのこと。

F1をよく知っている人なら誰しもが聞いたことがある、ドライバーからの「チャーリーに伝えてくれ」という無線。このスポーツの安全に大きく貢献した彼に冥福を祈る。

Netflixでは昨年のF1シーズンに密着したドキュメンタリー「栄光のグランプリ」(なんちゅう古臭い邦題だ)が公開中。

www.netflix.com

ピット内の会話とか、普段の中継では絶対聞けない・見れないフッテージが結構盛りだくさんで、ファンなら必見です。メルセデスが密着を拒否した影響もあるのか、ミッドフィールドにフォーカスが当てられていて、それはそれで面白い。ただ、字幕がひどい。

第1話では昨年のオーストラリアGPで、ハースに密着しているのだけど、やっぱりマグヌッセンの「死ぬことは怖くない」という発言は許容できないなあ、こんなニュースのあとでは。

↓今週触れた作品のリスト↓

<音楽>

Boogie『Everything's For Sale』(2019)
Cannibal Ox『Blade of the Ronin』(2015)
Chris Rea『On The Beach』(1986)
Daryl Hall & John Oates『Voices』(1980)
David Crosby『If I Remember My Name』(1971)
dodo『importance』(2019)
Efdemin『New Atlantis』(2019)
Funkadelic『Maggot Brain』(1971)
iri『Shade』(2019)
Jacob Collier with Metropole Orchestra conducted by Jules Buckley『Djesse (Vol. 1)』(2018)
James Brown & The Famous Flames『Please, Please, Please』(1959)

Juice WRLD『Death Race for Love』(2019)

genius.com

ラジオ番組で見せた驚異的なフリースタイルは伊達じゃなかった、ということなのだろうか。なんと72分にもわたるこのアルバムを全部フリースタイルでレコーディングしたという。にしてもまあ、Drakeみたいなもんで、なにかしながら聴いてるといつの間にか一周しちゃうという、いい意味でのBGMアルバム。

Kehlani『While We Wait』(2019)
KOHH『DIRT』(2015)
Lemuria『Lemuria』(1978)
LL Cool J『Radio』(1985)
Lil Mosey『Lil Mosey』(2019)
LISACHRIS『Akasaka』(2019)
Norah Jones『Come Away With Me』(2002)
THE NOVEMBERS『ANGELS』(2019)
Offset『FATHER OF 4』(2019)
Pink FloydAtom Heart Mother』(1970)
Pink Siifu『Ensley』(2018)
Prefab Sprout『From Langley Park To Memphis』(1988)
Robbie Dupree『Robbie Dupree』(1980)
TotoToto』(1978)
岡村靖幸『家庭教師』(1990)
さかいゆう『Yu Are Something』(2019)
柴田聡子『がんばれ!メロディー』(2019)

<書籍>

ユリイカ 2018年11月号 特集:K-POP スタディーズ』(2018)