なんでもかんでもはむり

書きたいものだけ書く。音楽、映画、本がメイン。

今週の事々(2018/10/29~11/04)

<音楽>

ACE COOL『present progressive - EP』(2018)

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いわゆる「Dirty Kansai」勢の中でも、その唯一無二の声とフロウで圧倒的存在感を誇るACE COOL。個人的にかなり推してるラッパーのひとりでもある。ダークで内省的な曲が多いのも◎。特に表現者として生き続けることを切に願う「Dark Yamamoto」に圧倒される。KEN THE 390のDREAM BOYに所属してるっていうのが意外だけど。

Age Factory『GOLD』(2018)

Anomalie『Métropole Part II』(2018)

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モントリオール出身のキーボーディストの新作EP。めちゃくちゃ音が綺麗。最近のBrandon Colemanとも共鳴するようなフューチャー・ファンクサウンドだけど、もっと上品な感じがあるのは、やっぱりクラシックの素養を学んできたバックグラウンドがあるのかも。

Apollo Brown & JOELL ORTIZ『Mona Lisa』(2018)

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今年の夏に出たLocksmithとのコラボアルバム『No Question』が各所で大評判なデトロイトのプロデューサーが、今度はブルックリンのJOELL ORTIZと手を組んでアルバムをドロップ。もちろんこのアルバムも思いっきり懐古趣味のブーンバップサウンドで、バックパッカーたちは大喜びの男気あふれるヒップホップ。めちゃくちゃかっこいいんだけど、でも時々2018年にこれを聞く意味を考えてしまう。Locksmithとのアルバムはそんなことを忘れさせてくれるほどのかっこよさがあったけど、これはそうじゃない。ラップはめちゃくちゃうまいんだけどね。

Ashford & Simpson『Solid』(1984)

Benny Sings『CITY MELODY』(2018)

Black Eyed Peas『MASTERS OF THE SUN VOL.1』(2018)

Chic『C'est Chic』(1978)

Comethazine『Bawskee』(2018)

David Byrne & Brian Eno『Everything That Happens Will Happen Today』(2008)

ERA『Culture Influences』(2018)

GAGLE『3 MEN ON WAX』(2002)

Georgia Anne Muldrow『Overload』(2018)

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10周年アニバーサリーアルバムも楽しみなBrainfeederからの最新リリース。ビートも自分で作るR&Bシンガー。いかにもBrainfeeder的なビートに重点が置かれたビートがかっこいい。昔の曲は結構オーガニックだったりするんだけど、このアルバムはとにかくバキバキ。

Gwen McCrae『Something so Right』(1976)

Itaq『曖昧』(2018)

Issac Hayes『To Be Continued...』(1970)

Jóhann JóhannssonMandy (Original Motion Picture Soundtrack)』(2018)

Joji『BALLADS 1』(2018)

KM『FORTUNE GRAND』(2018)

Lennie TristanoLennie Tristano』(1956)

Lou Donaldson『Blues Walk』(1958)

MC TYSON『MESSAGE II』(2018)

MUTE BEAT『FLOWER』(1987)

Necro『Gory Days』(2001)

NORIKIYO『馬鹿と鋏と』(2018)

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中堅〜ベテランの域なのにとにかく活動が精力的(すでに次のEPは仕上がっているという噂も)。言ってることも面白いし、ラップの仕方がとにかく板についてるというか、とにかく安心感がある。

Peter GabrielPeter Gabriel 4: Security』(1982)

Pink Floyd『The Piper at the Gates of Dawn』(1967)

Quentin Miller『Q. M.』(2018)

Self Scientific『The Self Science』(2001)

Sweet William x Jinmenusagi『la blanka』(2018)

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 今年はなかなかジャパニーズ・ヒップホップ界で突き抜けた一枚がないなあと感じていたところにこのダブルネーム・アルバムが。一聴して「ジメサギのラップやっぱ強いなあ、SWのビートが霞むなあ」とか思ってたけど何周もしてるうちにラップの強度が実はビートの強度の上に成り立っていることがわかって、ただただ感服してしまった。唾奇のときほど騒がれてはいないし、確かに印象としては地味だけど、ものすごく良いアルバムであるのは間違いなし。WONKによるリミックスも素晴らしかった。

VaVa『Idiot - EP』(2018)

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去年出したアルバム『low mind boi』以降精力的にシングルなりEPなりを出し続けていて、なかなか良くて好感が持てる。なかでもこのリード曲「Make It」は涼しげな四つ打ちのダンスチューンで気持ちが良い。でもTHE OTOGIBANASHI'S周辺のクールネスとはちょっと違った、ソウル感というかぬくもりが感じられるのがいい。というか要はダサくない。

Wu-Tang Clan『Wu-Tang Forever』(1997)

Young Nudy『SlimeBall 3』(2018)

Yves Tumor『Serpent Music』(2016)

Yves Tumor『Safe In The Hands Of Love』(2018)

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これまた凄まじいアルバムが出た。とっつきにくさととっつきやすさが奇妙に共存した奇っ怪な音楽。急いで前作も聴いたけれどそこからの飛躍具合も相当なもので、その謎に包まれた存在感含めてこれからもっとすごいことになっていきそう。

青葉市子『qp』(2018)

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アルバム自体も良い出来だったのだけれど、ここではこの夏にSweet Williamと共作したシングルの動画をば。SWのスクエアなビートに対してちょっとシャッフル気味にのるウィスパーボイスが最高のチルアウト空間を作り上げる名曲。

寺内タケシとバニーズ『バニーズ誕生〜レッツ・ゴー寺内タケシ』(1966)

冬にわかれて『なんにもいらない』(2018)

<書籍>

セブ山『インターネット文化人類学』(2017)