なんでもかんでもはむり

書きたいものだけ書く。音楽、映画、本がメイン。

今週の事々(2018/07/23~29)

www.youtube.com

全戦イギリスGPでは予選で地元・ハミルトンが気迫のPP、レースではベッテルが勝利を拾ったわけだけど、今回のドイツGPはその真逆の様相に。クラッシュしたベッテルの無線は泣いていたように聞こえた。このノーポイントはチャンピオンシップ争いの上でめちゃくちゃ痛い・・・。でも間違いなく歴史に残るレースにはなった。

  • 芸能人の恋愛

AKB48秋元才加がフライデーされたのだけれど、そのお相手がなんとPUNPEE。現場によく行く人たちは知っていたみたいだけど、知らなくて普通にびっくりした。なんたるヒップ・ホップドリーム。昨年のアルバム『MODERN TIMES』収録の「Rain (freestyle)」の女性の歌声が彼女なのでは、と話題が持ち切り。

 そして同日、元ももいろクローバーZ早見あかりも結婚を発表。こちらのお相手は一般の男性らしい。こっちは本当のパンピー。写真集持ってるくらい好きなタレントだったので、単純にお相手が羨ましい。結婚しても「ウレロ」シリーズは出てくれるよね?

この二つはめちゃくちゃ祝福ムードだったのに、剛力彩芽がZOZOTOWNの社長とW杯をVIP席で見ていると叩かれる始末。この清貧思想、本当に気持ちが悪い。誰だってそんな席でW杯観れるならインスタあげるだろ。

じたばたしたフェラーリメルセデスに惨敗。雨の予選が結果に響いた、という見方もできる。それにしても前半戦終わって24ポイント差。ベッテルにとっては長い長い夏休みが始まる。炎天下水を飲めずに走り切ったライコネンにも拍手。

そしてなぜか今回レースペースが驚くほどよかったトロロッソ。セッティングが決まったのか。来年のことを考えるとこういうレースをもっとしていく必要があるわけだけども。

  • 新曲・新ビデオ

6ix9ine「FEFE feat. Nicki Minaj」

www.youtube.com

お騒がせラッパーがクイーンと共演。なかなか異色ではあるけど、毒々しさがマッチしていてお似合い。そしてこの曲のリリースと前後して強盗に襲われるという心臓に悪いニュースが飛び込んできた。XXXTENTACIONのことが頭をよぎったと本人も言ってる。内部の犯行だと本人は疑ってるけど、正直こいつは敵を作りすぎてる気がするんだよなあ。見てて危なっかしい。Tekashi。

5lack「Twiligh Dive」

www.youtube.com

新曲配信と同時に過去作の一部もサブスクで配信開始(高田音楽制作事務所からでているもののみ?)。お兄ちゃんが良くも悪くもアイコン化していくのに対し、弟の彼が「ダークサイド」まっしぐらなのが面白い。マスに媚びることなく(PUNPEEはそれを自身のスタンスを崩すことなくできているからすごいのだが)どんどん深化していってる。

ORANGE RANGE「Hopping」

www.youtube.com

音はスカスカでいかにも日本のメジャーロックバンドって感じ。なぜここで生演奏主体のバンドサウンドにしたんだろう。でも完全にダサいわけじゃなくて、普通にアルバムが楽しみ。

A$AP Rocky x Tyler, the Creator「Potato Salad」

www.youtube.com

仲良しコンビがコラボ曲を公開。肩の力の抜けたラップが心地よい。歌詞の内容も基本的に面白いことを遊びながら言ってる感じで、MVの歌詞の出かた含めただただ楽しい。コラボアルバムの噂もあるということで、ぜひ、ぜひ、って感じ。

乃木坂46「心のモノローグ」

www.youtube.com

「ジコチューで行こう!」カップリングの、白石麻衣西野七瀬のユニット曲。MVの出来はさておいて、昭和歌謡っぽいメロディをクールに歌い上げる二人の歌声がなかなか良い。Winkみたいなクールネス。

欅坂46アンビバレント

www.youtube.com

このグループの内情はよくわかってないけど、とりあえずセンターの平手友梨奈が活動に復帰したということで喜ばしい。ストリングスやブラスが賑やかになっているディスコ調のトラックはめちゃくちゃかっこいいのに、最近の秋元康のクセである「詰め込み癖」が悪い形で出ちゃってる。Aメロのフロウとかは一瞬「おっ」と思うんだけど、サビぐらいは落ち着いて歌を聞かせてほしかったなあ。2サビ以降の展開もごちゃっとしてる印象。

tofubeats「RUN」

www.youtube.com

彼にとって一つのテーマでもある「都市」がいろんな形で切り取られているMVがバツグンにスタイリッシュ。曲の短さとか含め、全部考え抜かれているようなスマートさを感じる。

 ID「question」

www.youtube.com

バトルで名を上げたラッパーの新曲。8月にEPが出るとのこと。Kuragaly所属なんだね。mu-tonとやっていた曲はブームバップだったけど、こういう曲もできるんだね。そりゃそうか、バトルでもビートアプローチがうまい印象あるもんな。

SALU「Good Vives Only feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHI」

www.youtube.com

LDH移籍後のSALUくん一発目。さすがは大資本、ビデオもゴージャス。写ってるのがJustin Bieber、Quavo、Chance The Rapperでもおかしくないくらい。まじでどんどん行ってくれ~!

DJ Khaled「No Brainer feat. Justin Bieber, Quavo, Chance the Rapper」

www.youtube.com

そしてこれがホンモノのJustin Bieber、Quavo、Chance The Rapperのビデオ。昨年発表の「I'm The One」のメンツからLil Wayneを抜いたメンツ。ことしまたアルバムが出るようで、相変わらずご機嫌な、何も考えずに聴けるいい曲。DJ KhaledのインスタはストーリーでトレーニングするDJ Khaledが見れたりするのでお勧めコンテンツ。

YMG「地球は回る feat. Jinmenusagi

www.youtube.com

これはめちゃくちゃ良いのでは?この夏何回もリピートしてしまいそうな一曲。唾奇の「All Green」と妙なシンクロニシティを感じたり。好きなようにやるというジメサギのラップゲームの中での立ち位置がよくわかる。YMGのトラックもサイコー。こういう曲が売れるような世の中じゃなきゃおかしいぜ。

 

↓最後に今週触れた作品のリスト↓

<音楽>

BIM『The Beam』(2018)

Buddy『Harlan & Alondra』(2018)

www.youtube.com

『To Pimp A Butterfly』以降(と括っていいものか)の、生バンド指向のファンク/ジャズヒップ・ホップのひとつの到達点と言っていいくらいの素晴らしい作品。ラップももちろんかっこいいんだけど、歌のメロディーのセンスがバツグンで、何度でも聞きたくなってしまうような美しい作品になってる。この夏ヘビロテ確定。特にSnoop Doggが参加してるこの曲がキラーチューン。

Burna Boy『Outside』(2018)

DJ Koze『Knock Knock』(2018)

www.youtube.com

いろいろ書かれたものを呼んでハウスの人間なんだと知ったんだけど、聴いているうちはとにかくいろんなタイプのダンスミュージックが次々にかかって、良質なDJミックスを聴いているような感覚。ヒップ・ホップ好きとしては「Lord Knows」のサンプリングの組み方がクラシック感満載でたまらない。

Future『BEASTMODE 2』(2018)

Goat Girl『Goat Girl』(2018)

Gorillaz『The Now Now』(2018)

indigo la End『PULSATE』(2018)

The Internet『Hive Mind』(2018)

Jacquees『4275』(2018)

Klan Aileen『Milk』(2018)

KYLE『Light of Mine』(2018)

LEO今井『VLP』(2018)

Lily Allen『No Shame』(2018)

Not3s『Take Not3s II』(2018)

Oneohtrix Point Never『Age Of』(2018)

[.que]『Endless Journey』(2018)

Rafiq Bhatia『Breaking English』(2018)

Rival Consoles『Persona』(2018)

Ry Cooder『The Prodigal Son』(2018)

Suchmos『THE ASHTRAY』(2018)

Wet『Still Run』(2018)

www.youtube.com

ブルックリン発のインディー・ポップユニットの2枚目。エレクトロな要素は極力排した、ミニマルなロックサウンドが心地よい。どうしてこのバンドの存在を知ったのか全く覚えてないんだけど、iPhoneにいつの間にか入ってた。思いがけない収穫。

呼煙魔 & G-YARD『DAZZLICIOUS』(2018)

高校生RAP選手権直後くらいから呼煙魔に目をつけられていた注目株がついにEPリリース。ブームバップを乗りこなす力量が有り余っていて、とにかく聴いていて気持ちが上がるラップ。

さかいゆう『Fight & Kiss』(2018)

神聖かまってちゃん『ツン×デレ』(2018)

本日休演『アイラブユー』(2018)

88rising『Head In The Clouds』(2018)

www.youtube.com

勢いが素晴らしいアジアン・ヒップホップ・レーベルの作品。Famous Dex「Japan」のリミックスには日本からVerbalが参加。こうしてアルバムを聴くといかに優れた才能があつまったコレクティヴであるかがうかがえる。日本でもレーベルでアルバム一個作るとこでてこないかなー。Summitとか面白くなりそうなのになあ。

『Patti Cake$ (Original Motion Picture Soundtrack)』(2017)

<映画>

パティ・ケイク$』(2017)

www.youtube.com

ちょっと前に公開されててあちこちで「『8 Mile』超え」などの声が高く気になっていた作品。実際見て見ると正統派の「負け犬モノ」で、ヒップ・ホップ好きなぼくは完全に打ちのめされて泣いてしまった(泣ける映画がいい映画というわけでもない)。おばあちゃんのナナやビートメイカーのバスタードなど、わきを固めるキャラクターがちゃんといい味を持ってて、見せ場できちんと仕事する。そして何より主人公のキラー・Pのひたむきさ、必死さに引き寄せられる。そして最後、彼女が「自分の置かれたネガティブな境遇や体験をいったん受け止め、それでも、それでも自分を誇るんだ!」というヒップ・ホップの根底にあるマインドを手に入れて歌うあの曲が素晴らしく聴こえた。「ずっとあこがれてたヒーローが実はひどい奴だった」という『ハッスル・アンド・フロウ』のエンディングを一歩踏みこえ、「それでも自分を誇るんだ」という素晴らしいメッセージが込められた傑作だった。

ただ疑問なのはこの物語の時代設定。誰もスマホもってなくて、でもDJは「もう誰もCDなんかでデモ作んないわよ」とか言ってたり、でも彼女が崇拝するラッパー・OZは明らかにゼロ年代中盤くらいのサウンドだし、でも劇中で「トラップ」という言葉は出てくるし・・・よくわかんなかった。

『ラスト・ワルツ』(1978)

www.youtube.com

今週の音楽映画第2弾。60年代のロックが概観できる歴史的作品。基本的に長回しと顔のアップが多いのが素晴らしい。音楽を演奏している人たちの表情がここまで生々しく撮影された映像ってあっただろうか。

未来のミライ』(2018)

www.youtube.com

おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』しか見ていないんだけど、比較的好きな監督だった細田守。でもこの作品は全然好きになれない。「妹ができて、親を奪われたような感覚になってしまったお兄ちゃんが、未来や過去の家族のいろいろなエピソードを体験して、「なぜか」更生する」というお話なんだけど、この文自体、つまり作品の大組としてのプロットに大きな欠陥があるというように思う。だって、なんでクンちゃんが家族の歴史や家族のこれからを考えて行動せねばならないのか。今を生きている我々にとって、過去からの応援も未来からの叱咤もいらねえんだよ。しかもそれをつなぎとめてるのがただの「血のつながり」って地獄でしょ。もうこの21世紀、家族の血縁どうのこうのとかいうのは時代遅れで、『万引き家族』はまさに血縁を超えた絆、そして血縁というものが抱える地獄性を描いていた。それに対してこの作品は本当に陳腐だし残念。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999)

www.youtube.com

今週の音楽映画第3弾。続編が今公開中ということで。キューバの音楽の素晴らしさが詰まった珠玉の時間。これもまた映画館で見たかったなあ。