なんでもかんでもはむり

書きたいものだけ書く。音楽、映画、本がメイン。

今週の事々(2018/06/04~10)

月曜日。ぼくが一番好きなおばさんこと土岐麻子の新譜『SAFARI』が素晴らしい。

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この人の音楽は「シティ・ポップ」という名前通り都市がテーマなのだけれど、それをサバンナに例えてしまう飄々とした感じがあって好き。

auマンデイということでTOHOで映画を二本鑑賞。『友罪』『デッドプール2』。前者は劣化版『怒り』といった感じで(取り扱っているテーマは微妙に異なっているが)イマイチ乗れず。話を詰め込みすぎて消化不良感。後者はもう好き勝手やり放題。レイトショーでかなり眠かったので全部理解できたかと言われるとビミョーなんだけども、楽しめたのは確か。

火曜日。どこかのレイムなダンサーがアップした「This Is Japan」が大炎上。トレンド入りまでしてたのはさすがに驚いた。一番だめだなあと思ったのが炎上したのが原因で本人たちが動画を削除したこと。そんなすぐ削除しちゃうような作品なら最初から世に出さなければよかったのに。もう何から何までダメダメだ。

これに怒ったItaqが出したこの曲は良かった。

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でももともとの曲は歌詞は全く鋭くないというか、映像込みで深読みさせるつくりだからこれもこれでちょっと違う気もする。

アトランタのLil Babyのアルバムが良かった。ありがちなトラップ系なんだけど、メロディやフロウが他のMCに比べてよく練られている印象。

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この日はRYKEY、仙人掌、Crack Brothersというものすごいメンツを連続して聴いたら頭が完全にやられてしまった。中でもCrack Brothersは大大傑作。

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FEBBが生前手掛けてきた多くのプロジェクトがこれからも世に出ていくらしく、楽しみであり、哀しみでもある。

フリースタイルダンジョン」、ニガリが100万円獲得。Lick-Gからの間隔が短いからっていうのもあるかもしれないけど、ちょっと驚きだよね。でも、ニガリぐらいのポテンシャルさえ持っていれば般若までは行けるくらいのハードルでもいいっちゃいい気がする。逆に言うと初代モンスターが鉄壁すぎた説。

水曜日。A$AP Rocky『TESTING』からSkpetaとの「Praise the Lord」のMVが公開されてた。

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この曲アルバムの中でもお気に入り。シンプルにノリがいい。

再結成して10年ぶりのアルバムだというLight This City『Terminal Bloom』がよかった。

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ハードコア臭もほのかに香るハイテンションなメロディックデスメタル。こういうバランス結構好み。

物凄く今更だけどJ. Coleの『KOD』を聴いた。

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どうやら今年は今のところ彼が一番間違いないことを言ってるっぽい。Lil Pumpとの対談をしたりとか、行動がいちいちかっけえんだよなあ。プロデュースも全曲本人とは恐れ入ったなあ。

この日のアトロクは「超・プロテストソング特集」。個人個人にとってプロテストソングである曲を集めたというこの本は絶対に面白いし、絶対買う。日比アナの乃木坂の話も素晴らしかった、本当に。

超プロテスト・ミュージック・ガイド (ele-king books)

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木曜日。無事に就活が終了。うれしさと感謝と緊張。

二人のバイリンガルラッパーがともにやばすぎるトラックをドロップ。

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MIYACHIは独特すぎる言語感覚がものすごくくせになるし、AKLOZORNと一緒にパンチラインを量産してる。「東京オリンピックむしろ俺を運べRunners」って。やばい。字面から字面以上の想像を掻き立てるというのがリリカルさの指標の一つだと思うんだけど、そのお手本みたいなライン。ZORNはライムがすごい。

金曜日、この記事を書いたところ、ZORNのオフィシャルアカウントにリツイートされ結構伸びた。ありがたい。

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jjjとKID FRESINOによる、FEBBにささげる一曲が公開された。

若い人の死はやりきれないなあやっぱり。

 土曜日。ろくでなし大学教授10人が合法ドラッグ撲滅に奔走するイタリアのコメディ映画『いつだってやめられる10人の 怒れる教授たち』(2017)鑑賞。コメディとしての破壊力がなかなか。劇場で大きな笑いが起きてるの聞くのはいいなあ。

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 日曜日。Kanye West3連発最後の一撃、KID SEE GHOSTSを聴いた。これも7曲という短いアルバムで、まさか3週連続リリースを見越して「777」を狙ったのか?なんて思ったりして。この3作品の中ではPusha T『DAYTONA』が一番好きです。ジャケットの問題はさておいて。

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Drakeとのビーフもひとまず休戦宣言。

CHVRCHESの新譜もすごく良かった。

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ここまでド直球のポップスを聴いたのは久々。でも隅々まで好きのないサウンドで圧倒される。

Jamie Isaac『(4:30) Idler』はリズム的な冒険も冴えわたるSSWの傑作。

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最近音楽ばっかり聴いているので、来週は映画とかラジオとかにも割ける時間が増えればいいなあ。最後の夏休み、最後の3週間を満喫せねば。

↓最後に今週触れた作品のリスト↓

<音楽>

AKLO『MIXTAPAS - EP』(2018)

At the Gates『To Drink From the Night Itself』(2018)

Bleeding Through『Love Will Kill All』(2018)

Burn The Priest『Legion: XX』(2018)

CHVRCHES『Love Is Dead』(2018)

Crack Brothers『03』(2018)

Hecate Enthroned『Dark Requiems... and Unsilent Massacre』(1998)

Iron Maiden『Dance of Death』(2003)

J. Cole『KOD』(2018)

Jamie Isaac『(4:30) Idler』(2018)

KANA-BOONアスター - EP』(2018)

Kataklysm『Meditations』(2018)

KIDS SEE GHOSTS(Kanye West & Kid Cudi)『KIDS SEE GHOSTS』(2018)

Light This City『Terminal Bloom』(2018)

Lil Baby『Harder Than Ever』(2018)

LUCKY TAPES『22 - EP』(2018)

MINMI『Identity』(2018)

RYKEY『John Anderson』(2018)

Shawn Mendes『Shawn Mendes』(2018)

SUSHIBOYS『WASABI - EP』(2018)

仙人掌『Word From... - EP』(2018)

土岐麻子SAFARI』(2018)

THE BLUE HEARTS TRIBUTE HIPHOP ALBUM 終わらない歌』(2018)

<映画>

友罪』(2018)

デッドプール2』(2018)

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』(2017)

<書籍>

宇野常寛『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(2018)