なんでもかんでもはむり

書きたいものだけ書く。音楽、映画、本がメイン。

今週の事々(2018/05/14~20)

月曜日。就活のついでにヒューマントラストシネマ有楽町にて『私はあなたのニグロではない』(2016)を鑑賞。

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決してドキュメンタリーとしてとびぬけて出来が良い作品というわけではなかったけれども、こういった問題に少しでも興味があるならば必ず見に行くべき作品だ。怒りと無力感に満ちた90分。エンドロールのKendrick Lamar「The Blacker The Berry」が耳にこびりついて取れない。

香取慎吾×5lack×Chaki Zuluという恐ろしすぎるタッグによるBMWのコンセプト・ムービーが登場。「新しい地図」、本気だ。

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さらに、Netflixオリジナルドラマ「13の理由」のシーズン2公開に合わせて、Creepy Nuts、カネコアヤノ、ぼくのりりっくのぼうよみが「意見楽曲」を公開。これが真の「PR」だよなあ。MCU作品に対して全く愛情のない(ように見える)ラッパーたちがきもいコメントを言っている動画とはレベルが違う。にしてもなぜ、シーズン1からこういう宣伝を打たなかったのだろう。シーズン1後の反響が良かったのか。後手に回ってない?

そしてこの日は本を3冊読了。決して一気に読んだわけじゃなくて、何冊も並行して読んでいるからこうなる。中でも日本SF作家クラブ編『日本SF短篇50 I』が面白かった。早いところ続編を買って読もう。第1巻は1963~1972年の10作が載っているのだけれど、特に面白かったのは石原藤夫「ハイウェイ惑星」、星新一「鍵」、荒巻義雄「大いなる正午」、半村良「およね平吉時穴道行」。

 火曜日。ミュージック・マガジンでも取り上げられていたベランダ『Anywhere You Like』がすごく良かった。

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水曜日。『6歳のボクが、大人になるまで。(原題:Boyhood)』鑑賞。12年間も同じ役者を撮影し続けた、他に類を見ない手法で製作された一本。特に主人公は6歳~18歳を切り取っていて、人生最大の激変期をカメラに収められているという貴重な例。声変わりの瞬間とか鳥肌立ったし。ストーリーもいい感じに出会いと別れがあったり、いい感じに危うい瞬間があったりとか、2時間45分なのに全然飽きずに見れた。

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木曜日。今度、Genaktionさんのコミュニティ・セッションに参加することにしたので、『Hip Hop Anti-GAG Magazine Vol. 1.5』のディスクガイドを聴き進めてる。この日聴いたAtmosphere『Overcast!』(本で紹介されているのはEPの方だけど)、すげえかっこよかった。

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当日までに聴ききれるか・・・?

EVISBEATSのニューアルバム『ムスヒ』は何度も聴きたくなるような温かさに満ちた作品。これほどまでにウォームな作風って日本だけじゃなくて世界見渡しても稀有な存在なのでは。

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最近Ono-D(旧:Lil Ode)のバトル何回も見ちゃう。天才の匂いがするMCだ。音源聴きたい。その辺のバトルMCみたいにバトルで止まってほしくない。

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あと、この日の「アフター6ジャンクション」、「現代のブラックパワー特集」はすごく良かった。都甲幸治さんの「ブラックカルチャーはお勉強じゃない。ブラックカルチャーはファッションじゃない。」という言葉に強く共感。ヒップ・ホップはただのおしゃれな音楽じゃねえんだぞ、と。自分を肯定し鼓舞するための音楽なんだよ。

金曜日。KOPERUの『大阪キッド』をいまさら聴いた(書き忘れてたけど今月は「2014年特集」なので)。やっぱりラップがうまい。そしてDREAM BOYS印なのか音がいい。楽しく最後まで聴けた。去年のISSEIとのアルバムまだ聴いてないなあ。

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tofubeatsプロデュースのこの曲はやっぱりめちゃくちゃ良い。

The Beatnuts『Street Level』(1994)というアルバムがめちゃくちゃにかっこよかった。

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こんなの聴いちゃうとリアルタイムで楽しみたかったと思っちゃうよなあ。

ユニバーサルミュージックが運営するヒップ・ホップ情報サイト「HIP HOP DNA」にぼくの書いた長めの記事が掲載された。

hiphopdna.jp

Linkin Parkがすべての始まりで、メタルも大好きで、ラップ・ロックも大好きなぼくとしては、このような記事をかけたことが幸せでございます。このサイト、海外のヒップ・ホップのニュースをほぼ時差なく読むことができるので、是非皆さんチェックを。

金曜日。今週の「バナナマンバナナムーンGOLD」、ムーゴー放送(収録)だったにもかかわらず良い回だった。日村さんの「柏餅の葉っぱって食べないよね?」という母親への電話、設楽さんからもらったカエルに対する奥様のリアクションなど、聴いてて心が温まる放送だった。

土曜日。やっと『13の理由』を見始める。ぐいぐい引き込まれる。

日曜日。土曜日にしこたま飲んでしまい、半分無駄にしてしまった。最近映画館に行く機会が減ってるから、来週は2回以上行こう。決意。

勝のEP『Timeless』がよかった。こういう雰囲気を纏ったMCって実は日本にはあまりいなかったりする。

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そしてこの日は乃木坂のドキュメンタリーの特典映像をひたすら見ていたのだけれど、そんなところになんと斎藤ちはる、相良伊織の卒業が発表された。正直そこまで思い入れのあるメンバーではなかったけれど、それでも寂しいなあ。

そんなこともあって今週は「乃木坂工事中」「欅って、書けない?」「ひらがな推し」の3連チャンをぶっ通しで見た。中でも「乃木坂工事中」は日村さんのツッコミが冴えわたる良い回だった。

↓最後に今週触れた作品のリスト↓

<音楽>

Aceyalone『A Book of Human Language』(1998)

Aesop Rock『Labor Days』(2001)

All Natural『No Additives, No Preservatives』(1998)

Annihilator『Set the World on Fire』(1993)

Apathy『Handshakes with Snakes』(2016)

Arctic Monkeys『Tranquility Base Hotel & Casino』(2018)

Atmosphere『Overcast!』(1997)

Baroness『Yellow & Green』(2012)

The Beatles『Help!』(1965)

The Beatnuts『Street Level』(1994)

Binary Star『Masters of the Universe』(2000)

Cero『POLY LIFE MULTI SOUL』(2018)

Creed『My Own Prison』(1997)

EVISBEATS『ムスヒ』(2018)

Isaiah Rashad『Cilvia Demo』(2014)

KOPERU『大阪キッド』(2014)

MURO『DIGGIN’ VICTOR Deep Into The Vaults Of Japanese Fusion』(2018)

Nick Grant『Dreamin' Out Loud』(2018)

Panopticon『Panopticon - Roads to the North』(2014)

Preoccupation『New Material』(2018)

Smoke DZA『Not for Sale』(2018)

SOIL&"PIMP"SESSIONS『DAPPER』(2018)

勝『Timeless - EP』(2018)

神聖かまってちゃん『英雄syndrome』(2014)

ベランダ『Anywhere You Like』(2018)

ヤなことそっとミュート『MIRRORS』(2018)

21 Savage, Offset and Metro Boomin『Without Warning』(2017)

<映画>

私はあなたのニグロではない』(2016)

『6歳のボクが、大人になるまで。』(2014)

<書籍>

日本SF作家クラブ編『日本SF短篇50 I 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー』(2013)

ジョン・ファーンドン『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題 「あなたは自分を利口だと思いますか?」』(2017)

村瀬秀信『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』(2016)